- 最小の侵襲(Minimal Intervension)を基本として、感染した歯質(虫歯)を取り除き、代替材料で修復します。 保険診療では、銀歯(インレー・クラウン)や強化プラスチック(コンポジットレジン)で治療するのが一般的です。歯を白くしたい場合は、保険適用であるCRインレーがありますが、強度的に不安があります。 自費診療になりますが、強度的に安心なセラミックスがお勧めです。 歯の神経にまで進行した場合は、抜髄等の治療(歯内療法)へ移行します。
- 歯を支えている骨が破壊されて歯が抜けてしまう歯周病は、食べ物を咬めなくなる機能不全だけではなく、糖尿病や心臓病などの全身疾患との関連性が高く、その治療と予防がとても大切です。 毎日の完璧な歯磨きで予防できますが、最低でも半年に一度は来院していただき、国家資格を持つ歯科衛生士による口腔内清掃であるPMTC (Professional Mechanical Tooth Cleaning)を受けましょう。 症状が進み過ぎた場合は、FOP(フラップ手術)などの歯周外科を併用して、抜歯を避けるために最善を尽くします。
- 当クリニックでは、子供を歯医者嫌いにさせないようにするため、ネットによる拘束治療は行いません。親子同室で励ましほめることを主体にして、徐々に慣らしていきます。 そのため、痛みや恐怖を軽減するための「電動麻酔器」や、抜いた歯をプレゼントするかわいい「ティース・ケース」、おみやげとして消しゴムなどが入った「ガチャガチャ」を用意しています。また来院したくなる仕掛けがいっぱいです。
- 1本欠損から総入れ歯まで保険診療が可能です。しかし、はり金(クラスプ)が見えるのに抵抗がある場合は、自費診療になりますが、バネのない「ノンクラスプデンチャー」や磁石を使った「マグネットデンチャー」がお勧めです。また、薄さを追求した「金属床義歯」や生態シリコンを裏装して痛みを無くす「コンフォート義歯」などがあります。お気軽にご相談ください。
- 不正咬合、姿勢などの悪習癖、食べ物の欧米化、顎の狭小化、ストレス社会における歯ぎしりなど、顎関節症の低年齢化が問題になっています。当クリニックでは、原因を究明し「スプリント療法」で症状を寛緩させたのち、経過観察・矯正治療・補綴的対応に分類し治療します。
- 白いだけでなく強度の面でも奥歯の最大荷重に耐える材料がいろいろあります。ハイブリッドセラミックス、メタルボンド、ポーセレン・ラミネートベニア、オールセラミックスなど種類が豊富ですので、お気軽にご相談下さい。
オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、ディアルホワイトニングを行っています。
- 虫歯および歯周病を予防するためには、定期的にプロフェッショナル・ケアを受ける必要があります。大人を対象とした 「 ライオン・デンタル・エステ 」 、子どもを対象とした 「 ライオン・キッズ・クラブ 」 の2つの予防プログラムをご用意しておりますので、お気軽にご相談下さい。
- 骨格や歯並びが悪いこと(不正咬合)は、命に関わる問題ではありません。 しかし、不正咬合を放置することにより以下に挙げるような不利益が生じます。
- 1.虫歯になりやすい。
- 2.歯周病になりやすい。
- 3.発音障害が起こる。
- 4.摂食障害が起こり、消化器系全体に影響がでる。
- 5.審美障害により、心理的コンプレックスとなり自信を無くす。
- 6.顎関節症の原因になる。
- 7.その他多数
例を挙げればまだまだ有りますが、不正咬合をそのままにして良い事はありません。
不正咬合の種類
- 1.叢生(そうせい)
- 歯と土台の骨の大きさに調和がとれていないため、歯がでこぼこになる「乱杭歯」の状態です。6歳位から始めると拡大により抜歯を避ける方法があります。
- 2.上顎前突(じょうがくぜんとつ)
- 上顎が下顎より前に出ている「出っ歯」の状態です。6歳位から上下の顎の位置をコントロールするのが望ましいです。
- 3.下顎前突(かがくぜんとつ)
- 下顎が上顎より前に出ている「反対咬合」「受け口」の状態です。 6歳位から上下の顎の位置をコントロールするのが望ましいです。 下顎は成長期間が長いので、十分な管理が必要です。
- 4.開咬(かいこう)
- 部分的に歯が当たらない状態です。特に前歯が開いた症例が多いです。
- 5.過蓋咬合(かがいこうごう)
- 前歯の咬み合わせが深い状態です。下顎前歯が上顎の歯肉にくい込んで傷付けてしまう重症例があります。
- 6.交叉咬合(こうさこうごう)
- 部分的に歯が逆に咬んでいる状態です。特に前歯の一部や片側の奥歯が逆の症例が多いです。
- 7.鋏状咬合(きょうじょうこうごう)
- 部分的に歯がすれ違いに咬んでいる状態です。特に奥歯の一部がすれ違っている症例が多いです。
不正咬合は1つだけではなく、数種類が組み合わさっていることが多いです。
治療の流れ
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